2025/08/29 15:00
フェルトハットやストローハットの製作に必要な道具と基礎知識
フェルトやストロー(麦わら)素材の帽子を製作するには、専用の道具が必要です。
主に「帽体(ぼうたい)」
「木型」
「スチーマー(ボイラー)」が欠かせません。
これらの道具は日本国内や海外で気軽に購入できるものではありませんが、最近ではネットショップやフリマアプリで中古品も見かけるようになりました。
今回は、帽子製作の基本と必要な道具、そして木型の入手先についてご紹介します。
帽子の基本構造
帽子は以下の2つの部分で構成されています:
- クラウン(crown):頭を覆う部分
- ブリム(brim):つばの部分
作りたい帽子のデザインに合わせて、クラウンとブリムの形状を選びます。
木型はヘッドサイズに合わせて0.5cm刻みで用意されており、目的のサイズを選ぶことが大切です。
木型は高価なため、私も厳選した数種類を教室で使用していますが、エメラの帽子教室ではこれらの道具を使って、初心者から上級者まで楽しく帽子作りを学べます!
型入れとは?
木型と帽体を使用して帽子を成形する作業を「型入れ(Blocking)」と呼びます。
この工程で、帽子の形を整えます。以下は型入れに必要な道具です。
型入れに必要な道具
スチームボイラー
強い蒸気を作るための道具です。笛吹きケトルや細口のケトルがおすすめ。
最近では、ハンディタイプの高圧スチーマー、衣類スチーマー、またはスチーム力の強いアイロンを使用する方も増えています。
蒸し器も便利な選択肢です。あると便利な道具
- コキ棒:帽体の細かい成形に使用
- コード:帽体を木型に固定する際に便利
- ブラシ:フェルト帽体の表面を整える
- 画鋲:帽体を木型に固定する
- ストローハットの場合:小さなアイロン、霧吹き、当て布(仕上げや微調整に使用)
木型購入先
木型は帽子製作の要となる道具です。
以下は、日本国内および海外の木型販売サイトです(※リンクの有効性は2025年8月のもの)
- 帽子材料ニシダ:http://www.e-nishida.co.jp
- 樋口木型製作所:http://higuchikigataseisakusyo.amsstudio.jp
- Old Block Supply&Co.:https://www.instagram.com/oldblock_supply/
- UK:https://www.hatblocks.co.uk
- Scotland:https://www.highlandhatblocks.com
- Australia:http://www.hatblocksaustralia.com.au
- France:https://hatsblocks.fr
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