2018/09/13 16:37

『ブレード帽』のご紹介

ブレードとは?

3本以上の糸を交差させ、無地、透かし、浮き、柄などに組んだ紐の事で、平面状とチューブ状のものがあります。

作り方は、手縫、専用の環縫いミシン(ブレードミシン)、普通のミシン、ジグザクミシンなどを使用して、木型やチップに合わせながら、渦巻状に縫い合わせていくか、紐の特性を生かし、編む、組む、巻く、織るなどの技法で製作する帽子。*夏物、冬物があります


夏物のブレードはブレードミシンと1本の紐状のものを熟練の職人さんが、手加減だけで帽子に完成させます。

その巧みな技に、感動します。





国内2大生産地は埼玉県春日部岡山が有名。

昔から麦農家が多く真田紐を副業として作り始めたことから、ブレード帽を製造することになったとのこと。

*ブレードは真田紐、麦稈眞田とも呼ばれています。


憧れの職人さんたち

埼玉の田中帽子店

https://tanaka-hat.jp


岡山の石田制帽

http://www.ishidaseibou.com/?page_id=54


冬物のブレードはモコモコした素材なので、木型に巻いて付き合わせで手縫いすることが多いです。

https://ishidaseibou.shop-pro.jp/?pid=122713188



春、初夏にオススメのブレード帽はリボンをグルグル巻いて製作する、リボンブレード帽もオススメです。

帽子教室でも生徒さんたち挑戦してくれました。






またブレードは部分使いすることもお勧めです。


エメラの帽子教室ではブレード帽も製作していただけます
ぜひ帽子作りも体験しにいらしてください。 https://www.manabook.me/lesson/717
次回は『ニット帽』についてご紹介します。